いびきと睡眠時無呼吸症候群の関係はかなり深いです。
いびきの原因は他の記事でも触れているとおり、喉の空気の通り道が狭まることでいびきが発生するわけですが、その通り道がふさがれてしまうと、呼吸が止まってしまう、無呼吸の状態になります。
これが睡眠時無呼吸症候群ということになりますが、特徴としては、いびきがかなり大きく、途中でぴたっといびきが止まること、しかも長く止まることです。このときが無呼吸の状態で、これが頻繁であればかなり疑わしいものと思われます。
無呼吸=息ができずに死んでしまうのか?というそういうわけではないのですが、体に必要な酸素が取り込まれなくなり、体に負荷がかかって、生活習慣病(高血圧、心疾患など)になることがあったり、体が十分に休養をとれないことから、眠気による事故(交通事故、労災事故)につながってくるため、自分だけでなく他人への被害も引き起こす要因となります。
睡眠時無呼吸症候群は本人が寝ているときに発生するため、1人では気付きにくいものです。家族から指摘をうけたら、早めに医師に相談することをお勧めします。
睡眠時無呼吸症候群の治療についていくつか紹介します。
・CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)療法
これは危惧を装着して、睡眠時に鼻から空気を送り込み、気道がふさがらないようにするものです。
空気を送る強さは調整できます。
・マウスピース
あごを突き出した状態に保つことで気道を確保するものです。
・耳鼻咽喉科的手術
扁桃や口蓋垂(のどちんこ)が大きいことから睡眠時無呼吸症候群になっている場合は、これを摘出することで改善することがあります。
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